かざみきもの学院
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<2017年11月>

 

与えられた1週間

 10月は選挙を終えて翌23日から群馬本校に行く予定でしたが、台風のため飛行機が欠航になり、今回は短い期間だったので、予定していた内容を娘に頼んで、私はとりやめにしました。松山校も、その間、授業がないことになっていたので、いつもと違う1週間を過ごしました。不思議なもので、最近はそう決めると、「せっかくできた1週間」 とすぐに切り替え、仕事のことは考えず、別の過ごし方をしました。とは言っても特別変わった行動をしたわけではなく、何回も行き来する間に運んできた物、自分で作った資料などの整理をしました 「松山生活も随分年数重ねたな」 などと考えながら・・・

 時間があったせいか、今回の選挙は、テレビやネットでいつもより時間をかけて観ました。そんな中、ある夜、遅い時間に、偶然、京都 「静かすぎる私設図書館」 という番組を見ました。なぜか引き込まれていきました。自分の居場所、小さな空間が守ってくれる。それぞれ自分の世界に入っているけれど、1人ではないということかもしれません。外国人で数学の先生、医者になりたい小学生の女の子。中でも驚いたのは、仲のいい18歳の男子2人、一緒に行動しているけれど、ここでは別フロアで過ごしているとのこと。終わると一緒に帰る。それぞれ分かるような気がします。

 私はいつの頃からか、予期しない、日常と違うことがあると素直に受け入れられるようになりました。これはどこからか来るメッセージであり、何かを気づかせてくれることと考えます。そのはずでした。
9月、子どもの頃から可愛がってくれた姉が他界してから、自分のこと、姉のこと等考えると、今年はあまり人中に出る気になれず、家にいることが多くなりました。

 この文を作成している途中で夜の授業の時間になりました。(この授業をしている間は、充実感があって元気になります) 終わってまた PC に向かったら、長女からのメールが入っていました。来週子供たちが計画している、家族旅行の旅程の知らせです。私のために計画してくれたようです。
万華鏡更新の5日は、姉の四十九日法要 納骨で、また内子まで行ってきます。 

 早くから案内を頂いている高校の同期忘年会、参加しようかと思えるようになりました。

バックナンバーはこちら (毎月5日更新)

渡部捷子

渡部捷子へのメールは watanabe@kazami.com まで

 
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