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<2016年10月>

 

プラス思考と「否定のことば」

  次々と台風がやって来る中で、1年前から予定していた娘達夫婦との広島宮島旅行は、お天気に恵まれました。
3年前 (松山に帰って初めて) 姉と二人で海から行った広島・宮島。厳島神社の中に立った時、とても感じるものがあったので、大人になった子供達にもと思って決めました。旅程はすべて子供達が考えてくれました。長女夫婦は台風の直後、前日松山に来て、翌日私と一緒に高速艇で海から。一人で行く私への心配りだったのでしょう。豊橋から新幹線の次女達とホテルで合流。
今回はこの話ではありません。この話はまたいつか・・・
 
  今日まで生きてきてある時気づき、その後とても大事にしていることがあります。今思うと、自分の中では気づいていませんでしたが、その基盤は、子どもの頃から母がさりげなく何かの度に教えてくれていた、自分で考える時の判断基準だったように思います。
その後多くの人と接するようになる中で、本やテレビ、他の面からの言葉にも共感するところがあり、大切にするようになりました。(バックナンバー: 歩いた道から思う 「否定のことば」 2014.3

  私はこの仕事の経験から別の観点から追加します。

  1. イベント等で終了直後は気になることがあってもダメ出しはしない。メモをしておき、次に何かをするときに、注意事項として伝え、一緒に考える。達成感の共有を経験した人は、次回はもっと上を目指すものであることは知っている。
  2. ショーや試験の時は、前日までは厳しく指導し当日はリラックスさせる。直前までダメ出しを受けても本番で堂々と笑顔で舞台に立てるのはプロのモデル。アマチュアの場合は、納得いくまで練習したことを大きな自信に変えて、当日はゆとりをもって本番に向かえるように。
  3. 強い意志を持った上昇志向の人 (それでめげる人ではない) には、その時言うこともあり。これはスポーツ等、絶対信頼関係の、上を目指す指導者と選手の厳しく激しいやり取りを見れば分かるように、より高いものを望むには必要。
  4. 個人としては基本的には「否定のことば」はあまり言わない。なぜかと言えば、前向きでない否定の言葉を口にした時、必ず後悔し、時には自己否定へと向かうことがある。

 色々なことで迷った時は、整理をします。

  @ 正しい現状把握  A この先どうあればいいのか

  現状での問題点書き出しと、Aに向かうための対処法を考えていきます。すると、第三者的に、冷静に考えることができます。よく考えると、こだわっていたことが自分個人の些細なことであったりします。Aのために、ここはこだわらないことにしようと考えます。すると、何かがすっきり決まり、自分が階段を一つ上ったようないい気持になります。

   「過去よりも未来優先」 やはり何といっても一番は 「プラス思考」

 今回は短いですが、是非 2014 年3月 歩いた道から思う 「否定のことば」 をご覧いただきたいと思います。


バックナンバーはこちら (毎月5日更新)

渡部捷子

渡部捷子へのメールは watanabe@kazami.com まで

 
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