ご無沙汰しております
ずいぶんご無沙汰をしてしまいました。
体調のこともあり、しばらくお休みをしていましたが、万華鏡を再開することにしました。これからは不定期な更新になると思いますが、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。
さて、全国きもの指導者協会の会員の方にはお知らせをいたしましたが、協会の体制が変わることになって、最近よく創始者である高林先生のことを思い出します。
私がまだ連鎖校として東京支部に所属していた頃、東京で高林先生が講演され、聴講したのが初めての出会いです。京都が拠点の先生が東日本で講演されることは珍しく、私にとっては雲の上のような存在でした。
その後、群馬で独立し、多くの生徒さんに教える機会を得て、毎年のように講師試験を受けに京都に行くようになりました。全国の先生方との交流や協会の活発な活動の中で、高林先生にお目にかかる機会も増え、直接お声をかけていただくようになりました。
ある年、群馬本校で行われた新春きものパーティに高林先生をお招きしました。先生はその時、とても近いお身内にご不幸があったばかりだったにもかかわらず、それを伏せてご出席くださったのです。その時のことは、以前万華鏡にも書いたことがあります。
よろしければお読みください。
「恩師 高林三郎先生(2006年10月)」
高林先生のきものへの想いは、私自身の想いとなり、かざみの生徒さんたちに伝えて来ました。その生徒さんたちが講師の資格を取るだけにとどまらず、学び続けて師範まで取られた方も多くあることは、私の自負するところです。
また、いろいろな事情で続けられなくなった方も、年に 2回のパーティにはお顔を見せてくれたり、かざみ会の会員として繋がり続けてくれている方もいます。
2020年3月、新型コロナの影響で、群馬本校・松山校ともに、きものパーティは中止せざるをえませんでした。12月の現時点でもこの先どうなるか分からない状態ですが、また皆で集まれる日が来ることを心待ちにしています。
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